RESTAURANT GUIDE

東京でおすすめの和牛バーガー

和牛100%パティで仕立てるハンバーガーは、東京で急速に存在感を増しているジャンル。コース仕立てで楽しむ最先端の一軒から、安定の高級バーガーチェーンまで、東京で押さえておきたい和牛バーガーの名店をご紹介します。

atami(赤坂見附)── 薪焼きバーガーのコース体験

『薪鳥新神戸』『鈴田式』などを手がける末富グループによる薪焼きバーガー専門店atami。カウンター8席で、和牛100%パティの薪焼きハンバーガーをコース仕立てで味わうという発想自体が業界に衝撃を与えた一軒です。クラムチャウダー、水ダコのカルパッチョ、いちごとブッラータと続く30〜40分の構成の中で、薪の香りを纏わせた和牛バーガーをクライマックスに迎えます。予約はOMAKASEと公式Instagramのストーリーで配信されるキャンセル枠のみ。

TEDDY BROWN(広尾)── 王道の和牛バーガー

広尾を代表する和牛バーガーの名店TEDDY BROWN。和牛100%のパティと、こだわりのバンズで、ファストフードとは一線を画す上質な体験を提供。当日でも入れることが多く、和牛バーガーを気軽に楽しめる東京の頼れる一軒です。

アルデバラン── 上質な和牛バーガー

東京の和牛バーガーシーンを支えるアルデバラン。上質な和牛パティを軸に、丁寧に仕立てられた一品で、グルメバーガー好きから根強い支持を集めています。

Burger Mania ── 高級バーガーの定番

東京の高級バーガーシーンを代表するBurger Mania。複数店舗を展開し、和牛を含む上質な肉を使ったハンバーガーで、東京のバーガー文化を長年牽引してきた老舗的存在です。

Henry's Burger ── プレミアムバーガーの実力派

都心の主要エリアで人気を集めるHenry's Burger。和牛を使った上質なパティと、丁寧な仕込みで、プレミアムバーガー市場の中で確固たる地位を築いています。

和牛バーガーを選ぶ視点

和牛バーガーの楽しみ方は2つに分かれます。一つは、atamiのような「ハンバーガーをコース料理として再定義した革新」を体験する方向。もう一つは、TEDDY BROWN・アルデバラン・Burger Mania・Henry's Burgerのような「気軽に上質な和牛パティを楽しむ」方向。シーンと気分で使い分けるのが、東京の和牛バーガー文化を最大限に楽しむコツです。

何を見ればよいのか——パティだけを見ないこと

和牛バーガーは「和牛100%」という表示に目が行きがちですが、一皿として見たときに効いてくるのは、パティ・バンズ・ソースの一体感です。肉が良いだけでは、バーガーとしては成立しません。

和牛パティの特徴は、脂の融点が低く、噛んだときに旨味が一気に出ることです。だからこそ、それを受け止めるバンズの密度と、押し流さないソースの塩梅が問われます。あわせて、薪や炭による香りをどこまで纏わせるか——この設計が店ごとの個性になります。一口目で「これは普通のバーガーではない」と分かる店は、この3つが噛み合っています。

予約の実際

atamiは一般予約の枠がほぼ存在しません。取れるのは OMAKASE と、公式Instagramのストーリーで配信されるキャンセル枠です。両方をこまめに見るのが現実的な唯一の方法になります。

一方 TEDDY BROWN・アルデバラン・Burger Mania・Henry's Burger は、当日でも入れることが多い店です。和牛バーガーは「予約困難な一軒」と「気軽に行ける一軒」で難易度が大きく分かれるジャンルなので、目的から逆算して選ぶのが早いです。

ジャンルとしての位置づけ

和牛バーガーは、和牛文化の新しい表現として広がりつつあるジャンルです。JAPAN’S BEST WAGYU セレクション の50店にも、ハンバーガーのジャンルから2店が選ばれています。焼肉33店・肉料理8店・ステーキ4店と並んで、ジャンルの格ではなく一皿の完成度で選んだ結果です。

文責 鳥山貴之(JAPAN’S BEST WAGYU 主宰・選定委員長/和牛ジャーナル)
編集 金子祐生(共同運営・編集長)
本媒体は、掲載する店舗・生産者・企業から金銭を一切受け取っておりません。選考は店舗への事前通告を行わず、飲食にかかる費用は選考委員が負担しています。また、牛肉の販売は行っておりません。
選定基準 選考委員 このアワードについて
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